2017-05

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「叱る」よりも「教えてあげる」事が大切

いつもドッグ・カフェやドッグ・ランを利用していろいろな事を犬に教えていますが、この日もインディアンボーイズケネルさんです。
午前中にマシュ君と・・・
       IMG_0319.jpg

マシュ君を送った後で久々にフェイスも・・・
      IMG_0411.jpg

マシュ君の方がカフェの経験は豊富、多少の刺激を受けてもさほど気にせずに、落ち着いて居る事が多くなってきました。
周りが気になって仕方なかった頃は・・・
          CA3D0070_20091215233807.jpg
マシュ君が気にしてしまいそうな事=ついつい吠えてしまうような事が起きそうな時には、こんな風にマシュ君の肩を手でおさえて「落ち着こう」という合図をしていました。

「吠える」のを我慢出来るように助けてあげる事を繰り返してきたので、もうかなりの刺激があっても大丈夫になってきたのです。
マシュ君はとても小さいので、私と一緒に椅子に座ったり伏せたりしています。
IMG_0315.jpg
        
          IMG_0309_20100208200603.jpg
窮屈に感じるかもしれませんが、犬は人の体にぴったり寄り添っている事でとても安心します。
カフェのような場所で落ち着いていて貰うためには、あまり動き回ったり出来ない方が気持ちを落ち着かせ易く、何か起きそうな時にも側に居る方がすぐに対処出来ます。
根気良く練習を積んできたマシュ君は、この環境ではとても落ち着いて過ごしていられるようになって、カフェを楽しめています。

ところでフェイスは?
IMG_0380.jpg
実はこういった環境での、周りの人や犬の動きがかなり気になってしまう性格です。
しかもフェイスはあまりカフェに来る機会が作れず、最近特に練習不足なのです。
まずは室内のドッグ・ランで少し簡単なトレーニングをしながら、基本的な事を確認しつつ、落ち着くようにさせます。
          IMG_0360_20100208200845.jpg

カフェでの人の動きに対して必要以上に警戒しなくても良いと感じられているかどうかをここで見ています。
IMG_0381.jpg
警戒し過ぎていたり、興奮が強すぎるようなら、カフェの席で落ち着かせるのは難しくなってしまいます。
犬にもいろいろな感情があり、日によって気分が違うという事もあります。
まずは冷静に観察する事が出来れば、ある程度の対処も出来ますし、もしもその犬にとっての刺激が強すぎる状況であれば、カフェを諦めた方が良いかもしれません。

さて、フェイスはそろそろ席に移動出来そうです。
フェイスが一番落ち着く場所は、テーブルの下です。人や犬が頻繁に通る場所はまだ刺激が強すぎて無理なので、出来るだけ良い場所を選んであげるのも大切です。        
          IMG_0414.jpg

テーブルの上の物が全く気にならない訳でもないですが、「待ってて」の言葉で私の食事の間は落ち着いて待っていられます。
          IMG_0405.jpg

それよりももっと気になるのは、人や犬の動きです。気になって反応してしまう時は・・・
IMG_0390.jpg
フェイスのような大きな犬の場合は「首輪」をしっかりと掴んでいます。
             IMG_0402.jpg
気になる対象を追ってしまう状況では、決して声をかけたり、まして叱ったりはしません。
犬が「ターゲット」の事しか見えていなくて、飼い主の呼びかけに反応出来ない時の「声かけ」は無駄なだけではなく、より強い刺激になってしまいます。

それよりも「首輪」をしっかりと掴んで犬の体を自分の側から離れないようにしておいて、飼い主である自分は犬が気にしている事に対して動じない態度を示すのが一番です。

ここで「厳しい口調で叱る」という事をすると、すでに張り詰めている犬の気持ちをさらに緊張させてしまうので、もしすでに吠えている時には、吠え止むよりももっと「吠えなければならない」気持ちにさせてしまうのです。
飼い主の「厳しい口調、叱る言葉」は犬に「飼い主も警戒している、これはもっと頑張って警戒し続けよう」と思わせてしまいます。

大切なのはむしろ「飼い主は全く動じてない」「気にしていない」という態度で居る事。
犬が気にしている事は「なんでもない事なんだよ」という態度を示す事です。
犬の気持ちが落ち着いてきた時に・・・
        IMG_0398.jpg
フェイスにはこの日は「クリッカー」を使ってみましたが、クリッカーがダメな場合は名前を呼んでみて、こちらを見るかどうか試してみます。
ターゲットをもう気にしていなければ、呼びかけに反応出来るので、その場合は「おやつ」を使って誉めます。
            IMG_0393.jpg

犬が吠えるのは人にとって困る事なので、叱って止めさせるのが当たり前に思えるのでしょうが、吠えている犬には「吠えなければならない事情」があるのです。
頭ごなしに叱ったとしても、犬には何を叱られているのかが全く理解出来ません。
むしろ叱る言葉に対してさらに緊張を高めたり、もっと強く叱られるとパニックになるかもしれません。

それよりも自分の犬が吠えてしまう状況を良く観察して、「吠えなくても良いんだよ」という事を優しく「教えてあげる」事が大切です。
カフェで美味しいお食事や楽しい会話を楽しむのは、犬よりもむしろ飼い主自身。その場で犬は我慢を強いられているとも考えられます。
人が楽しんでいる間に犬たちが感じている事、受けている刺激を感じ取ってあげる事が大切だと思います。

この日はそれなりに頑張ったフェイスと、外のドッグ・ランへ・・・
    IMG_0420.jpg

いつも通りのフェイスに戻って、カフェでのストレス発散!!!
           IMG_0450.jpg
我慢の後にはちゃんと楽しい事があれば、また次の練習も頑張れる事でしょう。
フェイスもカフェでの練習の機会が増えて良い学習が出来れば、いつかはマシュ君のようにくつろいでカフェを楽しむ事も出来ると思っています。


にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ ドッグスポーツへ
にほんブログ村


スポンサーサイト

コメント

叱るよりも褒めるというのは、すごく大事だと思います。
子供の頃、飼っていた犬には、厳しく叱っていたのですが、ウオッカと生活する
ようになり、叱っても犬は萎縮するだけで理解してくれません。
いけない行動をしたときは、怒ることもしなければならないと思いますが、まずは
なぜそのような行動をするのか考える必要があると思います。

ちなみに、ペットに対してきちんとマナーやしつけができていればもっとお店などに自由に入れるようになるのではと思うのですが、、、、。

ウオッカのパパさん、いつもコメントありがとうございます。
犬自身が「悪い事をしている」と思っていない限り、「叱る」のは無意味だと思うのと、「ダメ」と言う前に「どうするべきか」を教えないといけないと思っています。
犬の感覚は人間とは違うので、人間の「善悪」は犬には元々分からないので・・・

マナーやしつけをする時にも、犬の気持ちを考えてその犬に対して負担にならないようにしてあげたいですね。
人と同じで犬にも向き不向きがありますから。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://tail5.blog49.fc2.com/tb.php/168-38b6c7b6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

中野 弥生

Author:中野 弥生
JKC公認訓練教士、JKC公認トリマーC級を持ち日々ドッグトレーニングと“時々”トリマーとして活動しています。

画像のパートナーは我が家の相棒1号〝まだら〟のあだ名を持つオーストラリアンシェパード〝フェイス〟です。
この愛しくも一筋縄ではいかない相棒との悪戦苦闘ぶりと、ドッグトレーナーとして日々思う事などを綴りたいと思います。

メールフォーム

お問い合わせは下記フォームへ入力し [ 確 認 ] ボタンを押してください。

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。