2010-04

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冷静にして居られるための練習

スタンダードプードルの「サリー」ちゃん。
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1歳の元気な女の子です。

プードルの中で一番大きなサイズの「スタンダード」なので、体も大きくてとても活発です。
何より大変なのがその「瞬発力」なので・・・
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お散歩には「イージーウォークハーネス」を使っています。
胸の前にリードが付いていて、犬が紐を強く引っ張れないようになっています。
これを使う事で突然強く引っ張られる危険が無くなるので、お散歩中の緊張感も少なく出来るだけではなく、犬にとっても自由に動く事が出来て気持ちにも余裕が出来ます。
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サリーちゃんは紐の範囲の中で自由に匂いを嗅ぎに行って確認したり出来、飼い主さんも常にサリーちゃんに対して気を張っていなくても大丈夫なので、お互いにゆとりが出来てきます。

ちょっと気を付けなければならない場所では・・・
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一度お座りをさせて首輪に付けている短い紐を持って貰っています。

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        紐を持ったまま車道を渡っています。

渡り終わってからまた一度お座り。
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           ちょうど首輪の紐が見えるでしょうか?
                
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我慢して貰ったご褒美におやつを貰ったり・・・

必要に応じて首輪を使う事で、飼い主さんの気持ちを伝えたり、今はとても気になってしまう「自転車」や「子供達の動きや声」への興奮を抑える練習をしています。
首輪を正しく使う事が出来ると、「落ち着いて居る」事を効果的に伝えられるので、何か気になる対象が現れた時には充分に距離がとれている場面で首輪をつかんで貰っています。
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スピードのある自転車や、不規則な動きや突然大きな声を出し合う子供達など、犬から見ると気になってしまう事はいろいろありますし、それらへの犬たちの反応も様々ですが、大切なのは冷静にしていられる距離をとって経験させていく事です。

全く大きさの違うチワワの「パピ」君は、犬も時には一般的な人に対してもちょっとナーバスに反応してしまうので、安全な状況を作って経験させている最中です。
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こんな風にカフェの席の奥に座っていれば、通路を人や犬が通っても大丈夫ですが、もっと近い位置だと難しくなります。

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練習の機会が多くて良い経験を積む事が一番ですが、何より大切なのは「失敗させない」事。
無理に近づけ過ぎて悪い経験をさせると、せっかく積み上げた良い経験も台無しになってしまいます。
犬によってそれぞれ感受性にも差があるので、その犬にとって必要な状況や相手との距離など、まずは良く見極めてあげなければなりません。

そして早く多くの経験をさせようとして一度の散歩中に、あまりに頻繁にその状況に合わせてしまうのも良くないです。
犬にとって負担が多くなり過ぎないように、散歩中ならリラックス出来る楽しい場面と、経験させるための場面との割合にも気をつけてあげたいですね。
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そしてご褒美の美味しいおやつも忘れずに用意してあげましょう!
頑張った事を正しく評価される事が必ず良い結果に繋がると思います。


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楽しい事

今年はなかなか春らしい暖かい日が続きませんが、公園もようやく駐車場の閉鎖が解かれて入りやすくなってきました。
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ここの公園は梅の名所、咲き始めるとしばらくはゆったりしたお散歩はできなくなってしまいます。
             
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蕾はこんな感じ、いつ頃咲き始めるでしょうか?

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ここはまた別な公園、まだちょっと寒いのでここも賑わってはいません。

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お年寄りのあんずの散歩もゆったり出来て、寒さもそんなに悪くはないかもしれませんが・・・


雪の季節や雨降りの日には室内での気晴らしも必要です。
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体の小さいチワワさん達は室内でのアジリティー遊び。

マシュ君はミニスラロームが最近のお気に入り。
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体を動かすのが大好きで、単純な遊びにはすぐに飽きてしまうので、小さいスラロームとハードルの組み合わせを工夫しながら、楽しんでもらっています。

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パピ君もハードルとスラロームに挑戦中。

4匹順番なので、みんな自分の名前を呼ばれるのを一生懸命待っています。
順番を待つ事や、我慢する事も一緒に覚えながら、それぞれの出来る事を楽しんで貰っています。
少し勇気が要る事や複雑な組み合わせで、指示に集中したりする事は、犬の学習意欲を満たすためにも必要です。
気持ちや体に負担になり過ぎないように気をつけながら、上手く出来た時には一緒に喜んであげて楽しませています。


フェイスの一番手軽なお楽しみは・・・
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ティッシュや化粧箱のような箱の解体。
使い終わって要らなくなった時にフェイスに与えるのですが、「あげるよ」と言って渡すのが習慣なので、あげたもの以外を勝手に噛んだり壊す心配はありません。
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これは結構厚みのある化粧箱。歯ごたえは充分なようです。

フェイスにとって存分に齧ったり引き裂いたり出来る「箱」は何よりのオモチャですが、これもただ与えっぱなしにはしないで、時々ちょっかいを出して構ってあげるのがポイント。
「ちょっと見せて・・・」
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声をかけて中断させたり、バラバラになった破片をわざと引っ張ってみたり・・・私が注目していればいるほど、熱心に遊んでいます。
小さくなった破片を飲み込む前に「ちょうだい」と言うとちゃんと口から出しています。
以前は交換の時におやつを使ったりもしましたが、最近ではその必要も無くなりました。
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室内で出来るゲームとしては、オモチャやおやつを隠して探させる「宝捜し」や人が隠れて探して貰う「かくれんぼ」も楽しいですが、我が家のようなとても狭い室内では、体を動かさないでも出来るので、ちょっとした退屈しのぎにはこの「箱の解体」が一番手軽な遊びです。


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体への合図

犬とのコミュニケーションで、私が頻繁に触れる体の部分があります。
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後ろ足の付け根、わき腹からお腹の下あたりです。
ここは犬同士が出会った時に匂いを嗅ぎ合う場所です。
子犬がまだ幼い時期では仰向けになってお腹を見せたりしますが、成長するに連れて立ったままでお互いの匂いの確認をするようになると、相手が匂いを嗅いでいる間は座らずに立ち止まっているようになります。

それを利用して立ち止まっていて欲しい時、「動かないで」の合図でこの場所に触れたりしています。
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特に体の大きい犬の場合にはこの事に慣れていてくれると、座らせずに止まっていて貰う時にとても便利です。
立たせた状態で落ち着いて居て欲しい時には、このままの状態で前足の肩の部分からわき腹にかけてをゆっくり撫ぜるのも効果があります。

こちらは座らせて居ますが・・・       
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この場面でも落ち着かせようとしているので、自分の体に犬の体を密着させていて肩のあたりをゆっくりと撫ぜています。

体の小さい犬では肩全体に触れている事もあります。
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こうした場所に触れる事は元々犬にとって分かり易い事なのですが、あまり触れられる機会がなかった場合には嫌がる犬もいるかもしれません。
良く言われている「母犬と一緒に過ごす期間が長ければ母親とのコミュニケーションで身に付けられる」という事も実は全ての母犬が子育てが上手な訳ではないので、過度な期待を持ち過ぎずに人の手で教える事も大切なのだと思います。
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子犬の時から頻繁に触れて慣れさせたり、もし最初は嫌がっていてもなるべく緊張させないように根気良く繰り返すと、教える事が出来ます。

体に「触れる」事での合図なので、強く力をかけたり押さえつけるようにしては逆効果となります。
「落ち着いて」「静かにしていよう」という気持ちを伝えるための合図です。
立たせてじっとしていてくれる事が習慣に出来ていれば、体全体を触って健康状態をチェックしたり、じっくり足に触れるなど犬の体へのケアも充分に出来るというように、良い効果も沢山あります。


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ドッグ・ランもようやく春らしく・・・

いつもお世話になっているわんぱーく西野さん。
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前々回、3月30日はまだこんな景色でしたが・・・
            
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一昨日4月16日にはほとんど融けていました。

雪山もすっかり小さくなってきて、もうすぐ消えそうです。
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ゴールデンウィークにはアジリティーのイベントも始まるので、アジ練のペースも上げていきたいところです。

そして昨日はいつものアジリティースペースではなく、第3コートを借り切って2週間前に犬に慣れる練習をしていたシェルちゃんとの犬慣れ練習第二段。
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今回は最初からほとんど緊張感も無く、むしろ積極的に私の犬達を遊びに誘おうともしていました。
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今回はプードルのファジーも参加。
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フェィスに対してはやや興奮気味になってしまい、時々吠え続けて挑発する事があったので、その場面では首輪に短めの紐を付けて貰って、吠えすぎない事を教えて貰うようにしました。

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シェルちゃんがどんなに吠えても相手になってくれないフェイスを諦め、元々好きな犬種というプードルのファジーに・・・
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遊びのお誘いを・・・
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7歳のファジーも久々に全力疾走を楽しんでいました。

フェイスはというと・・・
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柵越しに見えるお隣のドッグ・ランの様子が気になります。

シェルちゃんも落ち着いてきていたので、思い切って他のワンちゃんの居るもっと広いドッグ・ランへみんなで移動しました。
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               ビーグルの男の子にちょっと戸惑ったり・・・

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自分より体の大きなバーニーズマウンテンの男の子とは、思いっきりぶつかり合っているフェイスの勢いやバーニーズ君の迫力にちょっと圧倒されたりもしてはいましたが、シェルちゃんは怖がってしまうことも興奮し過ぎるような事もなく、マイペースにドッグ・ランを楽しめていたようです。

今回のシェルちゃんの様子を見ていると、以前のように怖がり過ぎる事もなくなってきて、興奮が強くなりそうな場面でも良いタイミングで抑えられるようになってきたようです。
犬に対しては相手によってどんな態度をとるかが違うようなので、相性に気を付ける事が出来ればドッグ・ランもこれからもっと楽しむ事が出来そうです。


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首輪やリード(引き紐)は手の延長

昨日、今日は季節が逆戻りしてしまいました。
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仕事で郊外に行くとこんな風景・・・
半月後には訓練やアジリティーのイベントの予定もあるというのに、さっぱり春らしくなってくれません。

フェイスはというと・・・    CA3D0092_20100414222418.jpg
雪も寒さも全く気にはしてません。

画像で見づらいかもしれませんが、フェイスは普段8メートルのフレキシ(伸縮)リードをつけています。
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実はこんなに長くて遠くまで離れて行けますが、フェイスにとってこれが付いているのといないのではかなりの違いがあります。
当然公共の場ではリードは必ず付ける事が決まりなので、リードを放したりはしません。

リードが付いていない状況というと、フェイスの場合はアジリティー中は首輪もリードも外しています。
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何も付けていない時のフェイスは、飼い主である私への意識が時々弱くなり、何かに強く関心を持った場合に「自分だけの考え」になってしまいます。
首輪が付いている時はフェイスの気分に応じて、首輪を通してのコミュニケーションをとる事ができます。

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首輪を直接手で掴むのは、不安な時や興奮するような場面。
手でしっかりと首輪を持つ事の意味は、元々母犬が子犬の首を口でくわえるという事を真似ています。
首にしっかり密着させた首輪を手で掴む事によって、犬の気持ちを落ち着かせる効果があります。
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リード(引き紐)を使う時にも手と同じように考えて、リードに力を伝える事が出来れば同じように落ち着かせられます。
こんな風に飼い主の気持ちを伝えために手の延長として使うための首輪は、必ず首に密着(フィット)するものでなければなりません。
首にショックをかけるようなチョーク(締まるもの)やチェーンカラー(ハーフチョークも含めて)では、落ち着かせられないだけではなく、緊張とストレスになってしまうので使うべきではありません。

基本的な学習の場面で首輪を利用して教える事によって、フェイスは首輪をしっかり意識するようになり、通常の場面ではただ首輪が付いてさえいれば、私の存在をかなり意識してくれるようになってきました。
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フェイスのようにいろんな物事が気になってしまう犬では、こうした意識付けを上手く利用するのがとても効果的だと思います。

アジリティーの時にはどうしても首輪を外す必要があるので、その場面での学習は今のところ試行錯誤していますが、最近のフェイスは以前よりもアジリティーを楽しめるようになってきていて、そこが上手くいけば私に集中してくれそうです。

首輪やリードは手の延長・・・CA3D0589.jpg
そう考える事でコミュニケーションのための道具として、もっと上手く気持ちを伝えられそうに思うのですが・・・


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抜け毛の季節・大切なブラッシング

シェルティーの「レオ」君
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雪融けの春は楽しい事も多いけれど・・・

この季節は犬の宿命の「換毛期」=抜け毛の季節です。
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シェルティーはダブルコートといって、長い外側の毛の下には分厚い下毛(アンダーコート)が皮膚を覆っています。

特にお尻の毛は多くて長い・・・    CA3D0552_20100410225008.jpg

一般的にどの犬種でも男の子の方が女の子よりも毛の量も長さも多くなります。
2歳になって益々男らしくなってきたレオ君の毛量は、やはりとても多くなってきました。

シャンプーを初めてした時の写真を捜してみたら・・・
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こんなでした。シェルティーのレオ君・約5ヶ月

まだこんなに毛が短くて少なかった頃からブラッシングやシャンプーの習慣を付けて貰っていたので、今もとても素直に落ち着いてやらせてくれています。
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お尻や尻尾の毛を梳かすのに時間がかかっても、嫌がらずにじっと立っていてくれます。

何故丁寧なブラッシングをするかと言うと・・・
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下毛(アンダーコート)が多すぎて絡まった状態では、こんな風に皮膚が全く見えません。

しっかりブラッシングをして抜けかかって絡んでいる毛を取ると・・・
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ちゃんと地肌が見えるようになるので、皮膚のためにも良いし健康状態の把握にもなります。

現在の「犬」という動物は人の手で改良されて出来た種類の動物なので、人の手で管理してあげる必要があります。
自然に暮らすには必要以上に長い毛も、より美しい見た目を望んだ人が改良して作り上げた姿です。
ブラッシングにある程度時間がかかる事も仕方がないので、子犬の頃から慣れて貰うように習慣付けてあげなければなりません。

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ブラッシング・シャンプー・部分的なカット(トリミング)のフルコースで数時間かかっても、ちゃんと落ち着いて付き合ってくれるレオ君。
まだまだ2歳・・・これからまだ毛は長くなりそうな予感。お互い頑張りましょう~。


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犬の緊張感や不安な気持ちをどうするか

チワワの「パピ」君です。
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今回もインディアンボーイズケネルさんでのカフェレッスン。
こちらはショップスペース。

すぐ隣がカフェなので      IMG_1070.jpg
パピ君はカフェからのワンちゃんの声や気配が気になっています。
自分に少しでも関係がありそうな気配を感じると、どうしても気にし過ぎる事があり、こんな風に度々緊張した態度をとってしまいます。

小さい犬に有りがちな「警戒して吠える」事も含めて、この緊張感を感じなくても良いようになって貰うのが、今の一番の課題です。
まだまだ相手の犬や、時には人との関わりで必要以上に緊張感を持ってしまうので、なるべく無理をさせないように慎重に練習しなければなりません。

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一番落ち着いていられる状況は、こんな風に一緒の椅子に座らせている時。
私の側にぴったり寄り添って居る事で安心していられるのと、「自分一人で頑張らなければならない」と感じさせないためにも、カフェスペースではこのスタイルが定番になっています。

犬にとって刺激が多い場所では、どうしても緊張したり興奮し過ぎたりする可能性が強くなります。
緊張感に耐えられない犬は、落ち着いて居られないでしょうし、怖くて吠えてしまう事もあるでしょう。
犬の態度をちゃんと見てあげていなければ、ただ単に「吠えた」事だけに気付いて叱ってしまうかもしれません。
自分の気持ちを分かってもらえなくて叱られてしまう犬は、とても気の毒に思えますし、当然怖くて吠えたのなら叱る事は逆効果になります。

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先日の「大きい犬が怖い」シェルちゃんとの練習で、私はフェイスに「伏せ」をさせ、シェルちゃんが少しでもフェイスを怖く感じないようにしてみました。
犬同士の付き合いでは相手の興奮や緊張を和らげるために、自然に伏せの姿勢になってみせたりもします。
上の写真でもフェイスは何気なくシェルちゃんと目を合わせないようにしています、これも「自分には敵意は無い」という事を伝えようとしているのです。

さらに緊張を解くための手段のひとつ・・・IMG_1050_20100408015227.jpg
この「大きなあくび」も相手の気持ちをなだめる効果があるそうです。

犬に何かを教えようとする時は、こういった犬同士のコミュニケーションの方法を取り入れてあげる事が出来れば、もっと犬にとって分かりやすくなるはずです。
何かに対して緊張している事にまず気付いてあげて、その緊張の対象に対してどのくらいの距離がとれるのか、距離がなければどうすれば緊張を和らげ安心させられるのか、そうした事の工夫が出来れば緊張や不安を感じづらくさせられると思います。

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「緊張してるよ・・・」「ちよっと不安だよ」という気分の時にする事が多いのが、地面の匂いを嗅ぐ動作です。
匂いを嗅いでいる時に必ずそう感じている訳ではないですが、緊張しそうな場面でこうした動作を必要以上にしているとしたら、緊張や不安に感じているかもしれないと気付く事も出来ます。

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いろいろな状況に対応できるために必要な練習ではありますが、もちろんちゃんと息抜きの時間を作ってあげて、練習が負担にならないような配慮もとても大切な事です。


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犬が苦手なワン子さんのレッスン

出張でトレーニング中のシェルちゃん。
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ボストンテリアとビーグルミックスの女の子です。
ちょっと怖がりな性格と、それが原因で吠えてしまう事があるので、気持ちのコントロールを主体に練習を続けて貰っています。

今回は苦手な大きい犬に慣れる練習のためにインディアンボーイズケネルさんのドッグ・ランとカフェでのレッスンです。
もともと怖がりな性格なのに、子犬の時に大きな犬と出会った時に怖い体験をしてしまった為に、大きな犬を見ると吠えてしまったり、怯えて逃げ回るようになってしまったとの事で、最初はおっとりした性格のゴールデンレトリバーの「あんず」で慣れてもらいました。

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「あんず」との練習が上手くいったので、「フェイス」も登場。

シェルちゃんは吠える声が大きいために、室内のドッグランでのレッスンにしました。
そのためにフェイスの行動が外よりも控えめだったためか、シェルちゃんはわりとすんなりフェイスの事も大丈夫になりました。
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積極的にフェイスに接近して来て・・・
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どんどん気持ちの余裕が出来てきたようです。

ただ、ちょっと気持ちが大きくなり過ぎると・・・
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シェルちゃんは感情の高まりを抑えられずに、ついつい吠え声を出してしまいます。

大きな声を出さないようにして貰うために・・・
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あまり感情が高ぶってしまう時は、飼い主さんに呼んで貰うか、付けている紐を使ってフェイスの側から引き離して貰います。

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充分に落ち着いたらまた、自由にして貰って少しずつ落ち着いていられるように覚えて貰います。
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今回は意外にもフェイスがとても優秀な態度をとってくれた事もあって、シェルちゃんは順調に慣れる事が出来たようでした。

ドッグ・ランでのレッスンを終えて、カフェに移動・・・
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カフェでは再び「あんず」が登場でシェルちゃんと相席ですが、ここでは最初からシェルちゃんはリラックス出来ていました。

途中から他のお客さんが小型のワンちゃんを連れて近くの席に着かれました。
4人の方とダックスやパピヨンなどのワンちゃんが4~5匹で、席に着いたりテラスに遊びに出たりと、ちょうど良い刺激がありました・・・
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シェルちゃんは少し気になったりはしていたものの、興奮し過ぎてしまう事もなく、カフェでも上手に過ごす事が出来ていました。
これまでのシェルちゃんのお家周辺での練習を飼い主さんが頑張って来られた事で、シェルちゃんは周りで何かが起きた時でも上手に気持ちの切り替えが出来るようになってきたようです。

今回の練習内容も今のシェルちゃんには丁度良かったようです。
今後も無理の無いように少しずつ「怖くは無い」という体験を増やす事と、「吠えない方が良い」という事を覚えて貰えるように進めて行こうと思います。

因みにカフェ中のあんずは
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途中から爆睡しちゃってました。
あんずは余程の事がなければ、周りの出来事がほとんど気にならない性格。
こんな場面ではフェイスよりもずっと適任です。


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雪融け中のアジトレ

3日前のわんぱーく西野さん。
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そして、こちらは昨日
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雪が融けているのが分かるでしょうか?
3日前はまだ真っ白だった雪面が昨日は雨も振り、気温も上がっていたので、ザクザクに融けて白さはなくなり所々で地面が出てきました。
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この薄く残っている雪が無くなれば、ランの中の雪山が融けきるまでは、アジ練習の度に泥んこになる日々が待っています。

因みに雪山は・・・
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まだドッサリ残っていますね・・・CA3D0529_20100402024859.jpg

昨日は雨も降ってはいましたが、まだ足元の残雪はさほどザクザクしてはいなかったので、走りづらい事もなかったです。
冬中除雪して貰っていたフェンス際の部分はどんどん雪が無くなっています。
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山側と道路側ではまるで別世界IMG_1001_20100402023701.jpg

ちょっとスピードの遅いレオ君のドッグウオーク・・・
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上が3日前の写真で・・・

こちらが昨日のです。CA3D0525.jpg

レオ君はドッグウオークが得意・・・
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この状況でスラロームのコマンド「スルー」と指示しても、ドッグウオークに突進して行こうとします。
同じ状況でフェイスだとドッグウオークのコマンド「B(ブリッジ=橋の略)」を指示してもスラロームに行こうとしたり・・・
去年までのハードルとトンネルだけのビギナーコースとは違って、障害の種類が多くなった公式コースを走るための課題はまだまだ山盛りです。

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ドッサリ残っている雪山が無くなるのと、課題の山が消えるのと・・・さて頑張って競争しなければなりません。


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プロフィール

中野 弥生

Author:中野 弥生
JKC公認訓練教士、JKC公認トリマーC級を持ち日々ドッグトレーニングと“時々”トリマーとして活動しています。

画像のパートナーは我が家の相棒1号〝まだら〟のあだ名を持つオーストラリアンシェパード〝フェイス〟です。
この愛しくも一筋縄ではいかない相棒との悪戦苦闘ぶりと、ドッグトレーナーとして日々思う事などを綴りたいと思います。

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