2010-02

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真冬のアジトレは課題の山?

久々のレオ君とのアジリティー練習です。

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こちらは恵庭での練習日、吹雪の中のレオ君。
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写真で見るとそうでもなさそうですが、強風で吹雪いているので体感的にはかなりの寒さ・・・
結局この日はビニールハウスの中で、スラロームの練習をしました。
久々の割には意外とスラロームが順調だったので、安心していましたが・・・

こちらはその数日後のわんぱーく西野さん。
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打って変わってこの日はまるで春の陽気で、走ると暑いくらいでしたが・・・
レオ君のスラローム練習は絶不調
原因はスラロームが雪の上にあると、どうしても平らな地面のようには安定しないので、レオ君がスラローム通過中に踏んだ時の微妙な感触が嫌なようです。

こんな様子を見ていると「やっぱりシェルティーなんだなぁ・・・」と思います。
オーストラリアンシェパードのフェイスは、そうした微妙な感触程度の事は気にならないのですから。
それでもスラロームをくぐり終えれば、大好きなハードルを飛べるし、ボール遊びも出来るので、ちゃんと頑張れるという部分もやっぱり「真面目な」シェルティーらしいのですが。

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ドッグウォークの下り「タッチゾーン」も本当はもう少し下まで降りて止まって欲しいのですが、やや上で得意気に止まっています。
無理強いをすると下りのスピードがどんどん落ちるので、どうやって喜んでタッチゾーンまで勢いを落とさずに降りて貰うかも、今のところの課題です。
タッチゾーンで「止まるのが好きになる」ような工夫・・・いろいろ試し中です。

練習の合い間・・・
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雪山に上っていくフェイス・・・
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        ・・・をストーカー中のレオ君。

突然フェイスが振り返ると・・・
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大慌てで・・・
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懸命に敗走して見せますが・・・
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フェイスはレオ君を追いかけません。
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以前のフェイスであれば、まんまと乗せられているところですが、レオ君と一緒にアジトレーニングを始めたばかりの頃に、追いかけないように注意していると、自然に挑発には乗らないようになってきました。
我慢すべき事を守る事が出来れば、より多くの時間を自由に過ごす事が出来るというのも、根気良く教えた甲斐があってちゃんと分かってくれているようで、嬉しいことです。

フェイスがレオ君の事を本当はどう思っているかは?のままです。
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気が付くといつもこんな感じでいますが、いつも平然とストーカーされ続けています。
一緒に居ても淡々としているこの二匹は、それだけアジトレに集中してくれているようなので、私にとっては良い関係です。

お家に送り返した後のレオ君・・・
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サークルの隙間から鼻先を突き出す、このポーズが人に「受ける」事を学習しているようです。
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サービス精神旺盛なのは分かるけど・・・顔の形が変わってしまうから気をつけましょうね~。


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動物行動学授業のお手伝い

今年も「北海道愛犬美容学園」での動物行動学の授業のお手伝いがありました。(以前の記事はこちら2008.2.29愛犬美容学園)
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札幌動物行動クリニックの「小田先生」が「動物の学習原理」というテーマを、動物看護の勉強をしている生徒さん達に教えるこの授業に参加するのも今年で三年目になります。

「動物の学習原理」とは動物が行動パターンを身に付けていくメカニズムの事を言います。
この「学習原理」を学ぶ事は犬に「しつけ」や「訓練」をしていく上でとても大切な事だと思います。

今年の授業ではフェイスがしてしまう「問題行動」をどうやって治していくと良いか?というテーマになりました。

フェイスお得意の「問題行動」のご披露・・・
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好きな人や手に物を持っている人に対して「飛びつかずには居られない!」行動でした。
わざと「ロングリード」を付けて自由にさせていたので、思ったとおりの行動をとってくれます。

生徒さん達には事前にフェイスの模範的な訓練の様子も見ておいて貰い、「待て」や飼い主と歩調を合わせて歩くなどの事がすでに出来るのも知っていて貰ってから、生徒さん達にこの困った犬を「どうやって治すか?」を考えて貰おうという授業になりました。

問題の提案が終わると生徒さん達の活発な議論中はただ傍観するのみ・・・
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退屈してすっかり甘ったれておやつを食べている「問題犬」
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転がすとおやつが出てくるオモチャに夢中のファジー。

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それぞれのグループに分かれて議論した「治し方」の提案を小田先生が黒板に書いています。
さすがにこの一年間小田先生の行動学の授業を受けてきた生徒さん達、良い意見がどんどん出てきました!

どの意見も犬に対して「どうやって正しい行動を学ばせるか」という考え方に立っていて、悪い場面で「直接的な罰を使う」という意見はありませんでした、素晴らしいです!!!
それぞれの意見を実際にフェイスにやらせて確かめよう、という事でようやく出番です。
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そうした意見の中の一つに「待て」が出来るフェイスに人と会った時にまず「待て」をさせて飛びつかずに人とすれ違う事が出来たらおやつをあげるなど、誉めるようにする。というものもありました。
これは実際に散歩中にフェイスにさせている事で、私もこの方法がフェイスには一番良いと思っています。

小田先生はそれぞれの意見に対してその良い点、注意すべき点、また犬によってそれぞれ合うか合わないか、という個体差についても説明していました。
そして何よりも直接的な「罰を考える」のではなく、犬が良い行動を学ぶのにどうしたら良いか、という「良い行動」を学ばせる方法を考えた事をとても評価していました。

そしてその後でどうしても「罰を使う」としたらどんな罰があるのか、またその道具についての説明も続けました。
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いくつかの「罰」の一つとしてとりあげられた「チェーンカラー」です。
フェイスに実際にチェーンカラーを付けて、実演もしました。
「罰」について実際に見て貰う事も大切な事だと思いました。

こちらは「罰」ではなく、「教える」ための道具として使う「ハルティー」です。
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チェーンカラーに比べるとあまり見慣れないタイプの道具ですが、チェーンカラーのように犬に「苦痛」を与えない道具であり、正しい使い方が出来れば犬にとっては「優しい道具」です。
道具については犬によって合う合わないもあります。また、どんな道具であってもそれは教える時の補助に過ぎず、正しい学習をさせる努力は絶対に必要です。

今年の授業は生徒さん達がグループごとに考え、意見をまとめて貰うという事でとても活気のあるものになり、お手伝いしていても本当に興味深く、楽しめました。
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無事に授業も終了~生徒のみなさん、小田先生、お疲れ様でした。

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今回も出番の少なかったファジー・・・でもそれなりに楽しんでいたようです。お尻で失礼!
今回もデジカメ写真の撮影や、道具の運搬など、愛犬美容学園の先生はじめ生徒さん達にもとてもお世話になりました、いつもありがとうございます

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「うめ吉」君がシャンプー好きな理由

ゴールデンレトリバーの「うめ吉」君です。
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4月には10才になるうめ吉君は、以前の職場時代からのお付き合いなので、もう9年間もシャンプーし続けています。
シャンプー好きのうめ吉君はシャンプー台の扉を開けると・・・
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     自分で入ってくれます。
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シャンプー中です。
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なんとなくうっとりしている感じが分かるでしょうか?
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うめ吉君はシャンプー中のマッサージがとても好きです。
アレルギーがあって時々皮膚が痒くなったり、湿疹が出来ていたりする事もあるので、なるべく念入りにシャンプーの時にマッサージしていたのですが、いつの間にかすっかり気持ち良くなってきたようでした。

でもうめ吉君は決して最初からこんなにリラックスしていた訳ではないのです。
以前の職場時代の時にまだ子犬だったうめ吉君は、ゴールデンレトリバーにしては怖がりな子でした。
どんどん体も大きくなり、怖いと立ち上がれずに座り込んでしまったりするので、二人係りで立ち上がらせたり、持ち上げたり・・・
お店での仕事の流れの中で、どうしても時間を気にして急いでシャンプーしたり、乾かしたりしなければならず、怖がりな子にとってはたぶんすごく嫌な状況を作っていたのだと思います。

数年前に勤めていた店が閉店になり、その後も私がシャンプーを引き受ける事になってからは、体の大きなうめ吉君をどうやって一人で洗ったり乾かしたりしようかと思いました。
でも幸いな事に自分だけの仕事になったので、逆に時間を気にしないでする事が出来るようになり、シャンプー台の扉を開けてうめ吉君が自分で入ってくれるまで、気長に待ってあげる事が出来るようになりました。
そうしているうちに、段々とうめ吉君も私に付き合ってくれるようになってきました。

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特に気持ち良さそうにしているのは、腰のあたりやお尻周り・・・マッサージしつつ、ステンレスの壁に映ったうめ吉君を見ると、ちょうどこんな表情に。
うめ吉君が気持ち良さそうな顔をしているのを見ると、いつも嬉しくなってしまい、ついついさらに気持ち良くしてあげたいと思ったり・・・

たぶんシャンプーが一番気持ち良いと思っているうめ吉君、シャンプーが終わった後は爪切りやドライヤー、カットが待っています・・・
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シャンプー台からトリミングテーブルに上がって貰いたいのですが(重たすぎてシャンプー台から一人では持ち上げられないので)無理に引っ張ったりすると、逆にへタレ込んでしまうので自分で出る気になってくれるまで、気長に説得しています。
でもこの時、「出てくれないと乾かせないよ」「乾かないとお家に帰れないよ~」などと話しかける時間が実は大好きだったりします。
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うめ吉君もいつまでもこの場に居ても仕方ないと分かっているので、こうやって自分でテーブルにあがってくれます。

爪切りが終わってドライヤー中です。
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エアードライヤーという風力の強いドライヤーで一気に水分を飛ばしてから、温風に切り替えて乾かします。
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シャンプーが好きなうめ吉君にとってもテーブルの上では、苦手な爪切りがあり、ドライヤーでの乾かしも時間がかかるので疲れるでしょうし、仕上げのカットまでのテーブルの上の時間はどうしても我慢する事ばかりです。

しつけやアジリティーも含めたトレーニングの時には、犬の好きな遊びを取り入れたり、緊張させたり我慢させたりするにしても、適度に楽しませる場面を作ってあげられるので、犬にとってもそれほど嫌な事にはならずに済みます。

でもシャンプーやトリミングは、犬にとって嫌な事が多くて、終わるまでの長い時間を我慢しなければなりません。
特にうめ吉君はこうした場面では、絶対におやつなどを食べようとはしないので、おやつが食べられる犬たちより辛いだろうと思います。

全部を一人でするようになってからは、いつも同じ順番でしていますし、何かにつけて話し掛けたりしています。
シャンプー台に入ってくれた時、体の向きを変えさせたり立ったり座ったりさせた時、どんな簡単な事でもしてくれた時には誉めています。(誉めるというよりは「~してくれてありがとう」という気持ちなのですが)
いつの間にかそんな気持ちが伝わってくれていたのかな?と思うと本当に嬉しいと感じます。

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今回も無事終了~長い時間お疲れ様でした
もうすぐ10才になりますが、これからもまだまだ元気でシャンプー好きなうめ吉君でいて欲しいですね。

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犬の本能的な欲求に応える・お知らせもあります

本文の前に、ちょっとお知らせしたい事があります。
犬の遺伝病の講演会についてのお知らせです。
我が家にも先天性の疾患を持った犬が居て、犬の遺伝病は他人事ではないと思っています。

「遺伝病講演会」
日時  2010年3月28日(日) 午後2時~4時の予定
       (30分程度前後するかもしれません その際はまたお知らせします)

会場  札幌市産業振興センター (札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1)
     技能訓練棟3F セミナールーム1 (60名程度収容)

講師  鹿児島大学 農学部獣医学科 
     臨床獣医学講座 臨床病理学分野 大和修教授
       
詳しくはこちらのブログ「GRACIOUS GARDEN」をご覧下さい。
こちらのブログの「グレ母」さんが講演会を主催されています。
私も参加を予定しております、興味のある方はぜひご連絡の上ご参加下さい。

今回のブログに登場の二匹は幸運な事に遺伝病とは縁がありません。
健全な骨格構成を持って生まれてきたという事も決して偶然ではなく、遺伝病について学ぶという事は犬を理解するためにも必要な事と思います。

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真冬でも元気なフェイスとファジー。

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公園はどこも「けもの道」になっていますが、フェイスは全く気にもしていません。
深雪でもちゃんと走れるだけの骨格と筋力が備わっています。

とにかく思いっきり走りたい!!!
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そして寄り道して匂いを嗅ぐ事で、他の犬の情報を得たいという本能的な欲求を満足させます。
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走る事で運動したい欲求を、匂いを嗅ぐ事で犬同士のコミュニケーションの欲求を、それなりに満たしてあげるためにはフェィスには自由に動ける余裕が必要となります。
いつもの8メートルのフレキシリードを安全に使える場所となると、それなりに広い公園に行くしかないので、冬場の公園の情報は常に意識しています。

もう一つ大切なのが早めの状況判断。
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フェイスのずーーっと向こうに「歩くスキー」を楽しんでいる人が二人居るのが分かるでしょうか?
この公園では徒歩のコースとスキーのコースはほとんど並んでいます。
この位距離をとってフェイスを呼び戻します。
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すれ違い終わるまでは、少し間隔を開けてフェイスを座らせて待たせます。
少し待っていればまたすぐに走れるし、待っていればご褒美のおやつも貰えるので、何も不満に感じる事なく待っていてくれます。

こちらの前方には十字の交差点。
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左手側は雪山が積まれているので、左側から人や犬が近づいて居ても私からは見えないので、手前でフェイスに「待て」と言って止まって貰っています。
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この場合も私が追いつくまでは待っていられるし、追いついてもこうした場所を通り過ぎるまでは、一応一緒に歩かせたりもしています。

何があってもいつでもどこでも定位置のファジーは・・・
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実はちょっと寒いかな?でもファジーにとってはたとえ寒くても私とフェイスと「一緒に行動している」という事が大切な事のようです。

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今度はフェイスの前方、そりに子供が乗せられて引かれています。
距離を見つつ様子を見ていると・・・
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この時はフェイスが自分で立ち止まりました!
このまま自分の走りたいスピードで進むと、絶対に追いついてしまうという場面で、自分で止まる事を選んだのです。

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私が呼ぶと得意気に戻ってきました。

時々犬が困る事ばかりしてしまうという相談を受けますが、そういった場合では犬にとっての本能的な欲求が、あまり満たされていないという事もあります。
その犬が必要としている運動や、遊び、頭を使う作業などが、満たされているという事はとても大切です。
まずは犬が何をしたがっているのか?どんな事が好きなのか?それを考えてその事をさせられる場面を作ってあげる努力も必要です。

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今日も思いっきり走って、まずまずの満足が出来たようですね。
フェイスが楽しめていると感じられる事は、私にとっても嬉しい事です。
犬と一緒に楽しいと感じられる場面が沢山あると良いですね。


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犬の気持ちを汲んであげるという事

犬を飼って共同生活をするという事は、飼う側の人が描くイメージや理想、一緒に楽しみたい事があるのは当然だと思います。
では、犬から見ての人との生活というのはどうなのでしょうか?
もともとは全く違う動物である人と犬なので、まずは人の側が一方的にイメージをし過ぎたり、理想を押し付けたりせずに、犬の気持ちを考えてあげたいと思います。

先日のフェイスのドッグ・カフェ練習・・・
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この「ドッグ・カフェ」という環境の中で、いろいろな刺激を受けても興奮し過ぎたり、不安に感じたりしない事を目標にフェイスの場合はトレーニングをしています。
私がこのトレーニングがフェイスに必要だと思ったのは、フェイスが刺激に対して必要以上に反応してしまい、何かの刺激を受けると感情のコントロールが出来ないという事に気付いたためです。
人との共同生活をしていく上で、犬もある程度の刺激を受けなくてはならず、その事でいちいち必要以上に興奮してしまえば、犬の一生の中でのストレスも大変なものになってしまうからです。

トレーニングを無理なく進めるためには、フェイスが安心して居られる場所を確保したり、長すぎる我慢にさせないための休憩を適度に入れたり、カフェの前後に運動や遊びをしてあげて発散させたりしています。
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フェイスのような犬種では必要な運動量も多く、一緒に暮らすためにはそれなりの覚悟も必要です。
充分な運動や頭を使う作業が足りていないと、欲求不満となって興奮しやすくなったり、我慢をさせづらくもなってしまいます。

では、小さい犬ではどうでしょうか?
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とても小さな体のチワワの「パピ」君(マシュ君のお家の末っ子さんです)この日もインディアンボーイズケネルさんでした。

パピ君もとても感受性が強くて、ちょっとした事が気になってしまうようです。
まずは室内ドッグ・ランで一緒に遊んでリラックスさせます。
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犬との遊びはとても重要で、遊びを通してコミュニケーションをとったり、ルールを教えたりできる上に、遊びながらその犬の好みの遊び方、嫌がる事なども分かります。
上手く遊びに引き込む事が出来れば、その犬から興味を持って貰えるし、好きになって貰う事も出来ます。
まずは犬から興味を持って貰う事が出来なければ、何かを教えるという事は出来ないのです。

「この人はなんだか面白いな」と思って貰えれば・・・
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こんな風に犬の方から側に来てくれるし、何も無理強いせずに教えてあげる事が出来ます。

パピ君の「苦手」その一は、ドアの出入り・・・
「ドアが開く」=「これまでの安定した環境が変化する」と感じているようなので、ドアに人が近づくと落ち着きがなくなり、慌ててドアに突進するので・・・
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ドアの前で立ち止まって「お座り」させその場でおやつをあげます。
ドアに突進せずに止まれるようになるまではドアを開けずに繰り返し練習。

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この練習を根気良く繰り返して、ドアを開けてドアから出ずに戻ったり・・・と少しずつの積み重ねを続けたので、今ではドアの外に私が出ても待っていられるまでになりました。

こうした練習をする時に最も大切なのが、その場面で犬が「どう感じているのか」を見極める事です。
この時にちゃんと表情を見ていないと、微妙な表情の変化を見落として、犬の気持ちに無理をかけてしまって、失敗させる事になるからです。
「失敗させずに小さな成功を積み重ねる」のが大切なので、絶対に無理は禁物なのです。
こうした練習を通してパピ君の少し繊細過ぎる心を鍛えて、精神的に成長させてあげたいと思っています。

カフェでは・・・
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まだちょっと周りの出来事が気になってしまう事もあり、時々緊張した表情になったりもしますが・・・
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ずいぶんリラックス出来るようになってきました。

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テーブルの上の「おやつ」も気にはなりますが、自分がどういう態度をとっていると貰えるのかも、ちゃんと分かってきています。

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カフェのスタッフの方にもちゃんと挨拶出来ました

犬は元々とても高度な社会性を持った動物です。
人と一緒に生活できる能力もあり、犬自身にもそれぞれに備わった能力があり、たとえ体は小さくても自分の能力を発揮したいという気持ちも持っていると思います。
上手にコミュニケーションをとり、犬の気持ちを汲んだ付き合いをしてあげたいと思います。


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「叱る」よりも「教えてあげる」事が大切

いつもドッグ・カフェやドッグ・ランを利用していろいろな事を犬に教えていますが、この日もインディアンボーイズケネルさんです。
午前中にマシュ君と・・・
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マシュ君を送った後で久々にフェイスも・・・
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マシュ君の方がカフェの経験は豊富、多少の刺激を受けてもさほど気にせずに、落ち着いて居る事が多くなってきました。
周りが気になって仕方なかった頃は・・・
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マシュ君が気にしてしまいそうな事=ついつい吠えてしまうような事が起きそうな時には、こんな風にマシュ君の肩を手でおさえて「落ち着こう」という合図をしていました。

「吠える」のを我慢出来るように助けてあげる事を繰り返してきたので、もうかなりの刺激があっても大丈夫になってきたのです。
マシュ君はとても小さいので、私と一緒に椅子に座ったり伏せたりしています。
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窮屈に感じるかもしれませんが、犬は人の体にぴったり寄り添っている事でとても安心します。
カフェのような場所で落ち着いていて貰うためには、あまり動き回ったり出来ない方が気持ちを落ち着かせ易く、何か起きそうな時にも側に居る方がすぐに対処出来ます。
根気良く練習を積んできたマシュ君は、この環境ではとても落ち着いて過ごしていられるようになって、カフェを楽しめています。

ところでフェイスは?
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実はこういった環境での、周りの人や犬の動きがかなり気になってしまう性格です。
しかもフェイスはあまりカフェに来る機会が作れず、最近特に練習不足なのです。
まずは室内のドッグ・ランで少し簡単なトレーニングをしながら、基本的な事を確認しつつ、落ち着くようにさせます。
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カフェでの人の動きに対して必要以上に警戒しなくても良いと感じられているかどうかをここで見ています。
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警戒し過ぎていたり、興奮が強すぎるようなら、カフェの席で落ち着かせるのは難しくなってしまいます。
犬にもいろいろな感情があり、日によって気分が違うという事もあります。
まずは冷静に観察する事が出来れば、ある程度の対処も出来ますし、もしもその犬にとっての刺激が強すぎる状況であれば、カフェを諦めた方が良いかもしれません。

さて、フェイスはそろそろ席に移動出来そうです。
フェイスが一番落ち着く場所は、テーブルの下です。人や犬が頻繁に通る場所はまだ刺激が強すぎて無理なので、出来るだけ良い場所を選んであげるのも大切です。        
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テーブルの上の物が全く気にならない訳でもないですが、「待ってて」の言葉で私の食事の間は落ち着いて待っていられます。
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それよりももっと気になるのは、人や犬の動きです。気になって反応してしまう時は・・・
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フェイスのような大きな犬の場合は「首輪」をしっかりと掴んでいます。
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気になる対象を追ってしまう状況では、決して声をかけたり、まして叱ったりはしません。
犬が「ターゲット」の事しか見えていなくて、飼い主の呼びかけに反応出来ない時の「声かけ」は無駄なだけではなく、より強い刺激になってしまいます。

それよりも「首輪」をしっかりと掴んで犬の体を自分の側から離れないようにしておいて、飼い主である自分は犬が気にしている事に対して動じない態度を示すのが一番です。

ここで「厳しい口調で叱る」という事をすると、すでに張り詰めている犬の気持ちをさらに緊張させてしまうので、もしすでに吠えている時には、吠え止むよりももっと「吠えなければならない」気持ちにさせてしまうのです。
飼い主の「厳しい口調、叱る言葉」は犬に「飼い主も警戒している、これはもっと頑張って警戒し続けよう」と思わせてしまいます。

大切なのはむしろ「飼い主は全く動じてない」「気にしていない」という態度で居る事。
犬が気にしている事は「なんでもない事なんだよ」という態度を示す事です。
犬の気持ちが落ち着いてきた時に・・・
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フェイスにはこの日は「クリッカー」を使ってみましたが、クリッカーがダメな場合は名前を呼んでみて、こちらを見るかどうか試してみます。
ターゲットをもう気にしていなければ、呼びかけに反応出来るので、その場合は「おやつ」を使って誉めます。
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犬が吠えるのは人にとって困る事なので、叱って止めさせるのが当たり前に思えるのでしょうが、吠えている犬には「吠えなければならない事情」があるのです。
頭ごなしに叱ったとしても、犬には何を叱られているのかが全く理解出来ません。
むしろ叱る言葉に対してさらに緊張を高めたり、もっと強く叱られるとパニックになるかもしれません。

それよりも自分の犬が吠えてしまう状況を良く観察して、「吠えなくても良いんだよ」という事を優しく「教えてあげる」事が大切です。
カフェで美味しいお食事や楽しい会話を楽しむのは、犬よりもむしろ飼い主自身。その場で犬は我慢を強いられているとも考えられます。
人が楽しんでいる間に犬たちが感じている事、受けている刺激を感じ取ってあげる事が大切だと思います。

この日はそれなりに頑張ったフェイスと、外のドッグ・ランへ・・・
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いつも通りのフェイスに戻って、カフェでのストレス発散!!!
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我慢の後にはちゃんと楽しい事があれば、また次の練習も頑張れる事でしょう。
フェイスもカフェでの練習の機会が増えて良い学習が出来れば、いつかはマシュ君のようにくつろいでカフェを楽しむ事も出来ると思っています。


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ゴールデンのトトちゃん初カフェ

ゴールデンレトリバーの「トト」ちゃん、1歳2ヶ月の女の子です。
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昨年4月、生後5ヶ月の時から出張でしつけ指導を始め、いろいろな事を覚えてきました。(前回記事はこちらhttp://tail5.blog49.fc2.com/blog-entry-148.html)

この日は初めてのドッグ・カフェ、場所はまたまたインディアンボーイズケネルさんです。
初めての場所、慣れていないドッグ・カフェで、緊張と戸惑いがあるようです。

まずはドッグ・ランで遊んで少しリラックスしましょうか・・・
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初カフェで興奮し過ぎたりしないように、開店直後の静かな時間帯を選んだので、ドッグ・ランは貸切でした。

リードが外れて嬉しそうですね~
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冷たい雪が気持ち良くて、スリスリしています。
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少し遊んで落ち着いた頃にまたカフェの席に着きました。
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テーブルの上には人間用のケーキと飲み物が運ばれて来ました・・・
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トトちゃんはやはり気になっていますが、ここに座って静かにしていたら自分用のおやつ(テーブル上に写っている)が貰えると分かると、ちゃんと座っておやつを貰って我慢出来るようになりました。

その後も他にお客さんが来なくてあまりにも静かだったので、練習相手に我が家の「ファジー」が登場。
隣の席で私と一緒にソファに上がっているファジーが気になるトトちゃん。
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ファジーはドッグ・カフェではあまりお行儀の良い方ではなく、ちょっとはしゃぎ過ぎてしまったりするので、トトちゃんにとってはある程度の刺激になってくれたようです。
ただし、初めての経験であまりにも強い刺激を受けて、我慢のさせ過ぎをしては良くないですし、過剰な刺激で興奮させてしまっては元も子もないので、適度なところで切り上げる事にしました。

一緒にドッグ・ランへ・・・
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大きい犬に迫られるのが苦手なファジーですが、トトちゃんは犬との遊び方はドッグ・ランで沢山経験しているのでとても上手でした。(ドッグ・ランデビューの記事http://tail5.blog49.fc2.com/blog-entry-100.html)

ファジーが一緒に走ってくれないのが分かると・・・
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ちゃんと一人で弾けてくれてました。ファジーが遊び相手には物足りなくてゴメンネ

この後で別のお客さんのワンちゃんとも遊んでみましたが、ちょっと相性が良くなかったようでした。
ドッグ・ランで遊ぶ時はやはり相性の良いワンちゃんを探すのが良いと思います。
折角楽しむためにやって来たドッグ・ランで、ストレスになる経験をさせては可愛そうなので、お互いの表情や態度を見て楽しく遊べるかどうかみてあげたいですね。

もう一回席に戻ると・・・
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トトちゃん、すっかりリラックスしていました。
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初めてのドッグ・カフェでしたが、あまり混まない時間帯を選んだので、刺激も強すぎず適度に遊ぶ事も出来て、なかなか良い感じでした。
まだまだ楽しい事には敏感に反応してしまうお年頃ですが、段々とゴールデンレトリバーらしい落ち着きも出て来たトトちゃん。
これからはドッグ・カフェも少しずつ経験して、楽しみがまた増えそうですね
また次に会うのを楽しみにしています。



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プロフィール

中野 弥生

Author:中野 弥生
JKC公認訓練教士、JKC公認トリマーC級を持ち日々ドッグトレーニングと“時々”トリマーとして活動しています。

画像のパートナーは我が家の相棒1号〝まだら〟のあだ名を持つオーストラリアンシェパード〝フェイス〟です。
この愛しくも一筋縄ではいかない相棒との悪戦苦闘ぶりと、ドッグトレーナーとして日々思う事などを綴りたいと思います。

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