2017-10

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個性を尊重し能力を活かすために

10月があっという間に終わってしまいました。

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いつものわんぱーく西野さんでのある日の練習はこんな雪景色の中だった事も・・・

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雪の中のアジリティー練習も2シーズン目になるレオ君は初雪でもあまり変わらない態度。

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まだ滑る足元に慣れてはいないので、一応慎重に練習していきます。
レオ君の今年のアジリティーは1度へのチャレンジでしたが、まだまだ結果を出すまでには至らず、ただここまでの練習を通じてレオ君の能力やアジリテイーへの気持ちをある程度は確かめられたので、これからの雪のシーズンもまだまだ練習を続けて、その能力を伸ばして行こうと思っています。

そして今年の秋からアジリティーを始めたばかりの、ゴールデンレトリバーのトトちゃん。
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さほど活動的ではない典型的なゴールデンレトリバーらしい性格の「トト」ちゃんは、まずはアジリティーを楽しむ事から始めています。
体型や性格から考えて決して競技向きではないのですが、人と一緒に目的を持って体を動かすというゲームとしてのアジリティーを楽しんで貰おうと思っています。

そしてボーダーコリーの「ソンツェ」君は好奇心旺盛、活発な一歳の男の子。
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普段のお散歩では充分な運動が出来るように、広くて安全な公園でロングリードを使っての自由運動を多くして貰っています。

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自由な運動の中で犬としての自然な欲求である匂いを嗅ぐ事や、必要に応じては呼び戻す事などを取り入れて貰う事で牧羊犬であるボーダーコリーの活動欲求や、作業に対しての強い意欲を満たせるように日常の中で自然に取り組んで貰っています。

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そうした工夫の一つとして、飼い主さんが必要な作業をしている時に(これはソンツェ君のウンチの始末をしている場面です)その邪魔をしないでいられるようにもして貰いました。

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人の用事が終わるまでの間、ちゃんと我慢していられた事を褒めてあげる事で、人との作業をする能力を持っている犬の「人の役に立ちたい」という気持ちを育てていく事が出来ます。

そしてこちらは帰り道です・・・

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遊びや簡単なトレーニングも取り入れての運動をしてきた後は、途中の匂いチェックもしつつゆったりとした足取りです。

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必要な時には人の横に付いて歩く事も出来ます・・・

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そして人の要求に応える事でまた褒めても貰えるので、さらに良い関係を作る事となります。

それぞれの犬の個性や能力は様々です。
レオ君、トトちゃん、ソンツェ君・・・その犬種による特性や、その個体としての性格に応じてあげたり、それぞれの環境にも合わせた取り組みによって、持っている能力を活かしてあげる事が出来て、それらを満たす事で互いの理解を深めていけると思っています。


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恐怖の感情は忘れない

トリミングのお話から引き続きですが、犬にとって一度でも「怖い」「危険だ」と感じた経験があると、その時に似た状況に対してとても強い反応が起きてしまいます。
例えば顔を手で持たれる事を嫌がる犬は、手で顔を強く押さえつけられたりしていたのかも知れません。
何かの時にそういった間違った事をされてしまっていた場合は、その恐怖感を忘れるという事は出来ないそうです。

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これは家のシェルティー(故)ロージーに歯磨きしている時の写真を加工していたものです。
顔や口周りを持ったり唇に触られる事が平気だったので、歯ブラシを使った歯磨きも普通に出来ていました。
人の手で触られたり、顔や体を押さえられたとしても、それが怖く無くて危険を感じさせる事さえ無ければ、犬は受け入れてくれるようになります。

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こちらの写真は「レオ」君の子犬の時ですが、これくらいのまだ毛が短くてもつれたりしていない時から、ブラシに慣らしたりトリミングテーブルに上げる事に慣らす事は、やがて大人になってからのブラッシングやシャンプーにとても役立ちますし・・・

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こちらは5年前の3才頃の「フェイス」です。
この頃はもうすでに出来ていた事ですが、フェイスは実はトリミングテーブルに上がるのがとても苦手でした。
抱いて持ち上げるには少し大きいフェイスが、自分でテーブルに前足を乗せてくれるように、毎日テーブルの上におやつを置いて誘導し、前足を置いたらおやつを一つ、テーブルに上がったらもう一つ・・・というように教えていき、次第にテーブルへの苦手意識を無くしていきました。
     
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こうした地味な取り組みは、将来のいろいろな場面でとても役立ちます。
何よりも「無理をしなくても出来る」時に慣らす事が出来れば、犬に余計な「怖さ」や「危険」を感じさせなくてすむからです。
人の「手」によって「怖い」体験をしてしまった場合は、どうしても「手」を恐れてしまうので、犬を不安にさせたり(自分の身を守るために)攻撃的にさせてしまうのです。

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ブラッシングに抵抗の無いフェイスは、平然と仰向けでブラシをかけさせてくれますし・・・

「レオ」君のお家の先代犬のシェルテイー(故)「チャーリー」君も今のレオ君同様子犬の時からの長いお付き合いでした。
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晩年になって腰が悪くなり、寝たきりではなく普通に歩けていましたが、シャンプー前のブラッシングやこの写真のようにシャンプー後の乾かし(エアードライヤー使用)の時には平然と横たわっていてくれました。
時間がかかる乾かしの間、ずっと立たせていては腰に負担がかかるので、横になるように教えるとすぐにこの状態にも慣れてくれたのでした。

人のする事を当たり前に受け入れて貰うためには、根気良く地道に教えるのが一番で、一度でも無理強いや乱暴な扱いをすると犬によって多少の差はあっても、必ず心にトラウマを残してしまいます。
再び受け入れて貰うために、大変な苦労をしなければならない場面には何度も直面しています。

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時間をかけて慣らしていく事で、信頼して貰うしかないのですが、最初から無理をしないで教えた犬達とは違って、もしまた少しでも以前に感じた「怖さ」や「危険」を感じさせる事をしてしまうと、一瞬にして信頼が崩れてしまうという事も実感しています。
子犬の時から人の手は「優しくて安全だ」と感じられるように接してあげて欲しいと願っています。


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暑い日のお散歩

6月にしては暑い日が続いています、こんな季節の運動にとても良い場所が我が家の近くにはあります。

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通称「裏山」本当は森林公園なんですが、一歩森に入るとまるで別世界のような深い森なんです。

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アスファルトで覆われた舗道は照りつける日差しでとても熱く、裸足で歩く上に地面に近くで呼吸をする犬にとって過酷な環境ですが、この森林に入ると日差しは木々に遮られ、湿気を含んだ土も柔らかくて足にも優しいのです。
いつものように先にたってどんどん進んでいくフェイス。

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途中で匂いを嗅いだりしながら、気ままに進んでいきます。

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ファジーはいつもの定位置、マイペースでしっかり付いて歩いています。
道は曲がりくねっていたり、生い茂る木々で先の見通しも悪いですが、フェイスの態度を見ていると道の先に何かがあるのが大体は分かります。

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立ち止まってみたり、私を振り返ってくる時は、大体こちらに向かって人が歩いてきている時です。

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人とすれ違うにはとても狭い道なので、必ず呼び戻して横をゆっくり歩かせるか、道を譲るために座らせて待たせたりしています。

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度々すれ違う事があっても、呼び戻しや座って待っている間におやつを貰えるのが分かっているので、フェイスは自主的に喜んで戻ってきたり、座ってみたりしています。
とても静かな森林公園なので、もし見通しの悪い道で突然目の前にフェイスのような大きい犬が現れれば、相手の人を驚かせてしまうでしょうから、この事だけはいつも気を付けています。

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ここは中間地点。散策コースもいろいろあります。
犬にとっても快適な場所ですが、当然この季節は訪れる人もとても多いです。

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この日はこの地点から折り返して帰り道ですが、ここからの帰りはずっと上り坂になります。

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7才のファジーも8才のフェイスもちょっとお疲れ気味かな?

この森に入ると街中とは遠く離れているような感覚になりますが、森を一歩出ると景色が一瞬で変わってしまいます。
強い日差しが照りつけ、アスファルトはとても熱い・・・現実の環境です。
こうした環境は犬の体にはとても負担になります、散歩の時間帯を工夫したり日陰を選んで歩かせるなど、気をつけるようにしたいですね。
この季節は特にこの貴重な環境がとても近くにある事を有りがたく思います。


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犬の動きを見ていますか?

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今年の8月には13歳になる我が家のゴールデン「あんず」
生まれてすぐに上下のアゴがずれていて、舌がねじれている事が分かっていたのですが、何故そうなったのかは分からないまま哺乳や離乳食を食べさせるのにとても苦労して育てたのがウソのような今の健在ぶりです。

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アゴや舌の異常が無ければ我が家の犬になるはずもない程、あんずは優秀な血統の持ち主。
母親譲りの良い骨格構成のおかげで、体はとても小さいけれどバランスの良い綺麗な立ち姿を今も見せてくれます。

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あんずは今でもなめらかな速歩が出来ていて、関節の変形もありません。
こうして身近に見ていると、遺伝によって決まってしまう骨格構成の大切さと、成長期の運動の質の大切さを実感します。
母親もとてもバランスのとれた綺麗なゴールデンでしたが、あんずがその母親と同じように走る事が出来るのは、遺伝の他に成長期に充分な自由運動が出来た事も大きいと思います。
今のあんずを見ていると、体に負担をかけずに充分な運動が出来ていた事が、その後の一生に大きな影響を与えていくと感じます。

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自由運動を安全にさせるためには、ドッグ・ランのような囲ってある場所に連れて行くか、ロングリードなどを使う必要があります。
ドッグ・ランであれば遊び相手となる犬によっては、かえって体に無理をかける事があったり、犬との遊びで興奮が強くなってしまう事もあるので、気をつけなければなりません。
ロングリードを使って公園などで遊ぶ場合は、周囲への配慮やリードを使う工夫、飼い主さんが遊びを工夫するなどこれもそれなりに手間がかかります。

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でもこの貴重な成長期にそうした手間を充分にかけてあげる事は、その後の一生に大きな成果となって現れます。
特に飼い主さんが一緒に遊ぶという事は、飼い主さんご自身が犬の事を知るためにとても重要な事と思います。
人間と同様に犬も遊びによって多くの事を学ぶので、その貴重な時間をあまりにも犬同士に任せすぎてしまうのは、とてももったいない事ですし、飼い主さんとのコミュニケーションが減ってしまう事にもなりかねません。

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今アジリティーを教えているシェルティーの「レオ」君も子犬の頃から沢山遊んで私に慣れて貰いました。
レオ君のように飼い主さんではない立場で教える時には、特に遊びで工夫をして好きになって貰えないと困りますし、遊びの時間に表情も含めて体全体を良く観察して、短い時間の中でなるべく沢山レオ君について知らなければなりません。

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アジリティーの練習を始める頃に、走り方で少し気になる事があったので、レオ君は動物病院で関節の状態をチェックして貰っています。
その時点では特に関節などに問題はなくて、アジリティーでの運動についても無理ではないと言われています。
走っている時の足の動きには今も気になる事はありますが、こればかりは生まれついたもので治す事は出来ないので、今後も気をつけてあげたいと思っています。

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犬種によって体型は様々ですが、体を動かしている時に注意して見てあげると、いろんな事が分かるようになります。
出来ればご自分の犬だけではなく、いろんな犬たちの歩き方や走る動きを見てみて下さい。
アジリティーのような特別な事をしていなくても、体の動きに注意して見てあげられると犬について多くの事を知るのにとても役立ちます。


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成長期の運動や遊び

ボーダーコリーの「ソンツェ」君、只今6ヶ月の元気な男の子。

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子犬から成犬へと育っていく大切な時期です。

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成長期の子犬は急激に骨格が作られていくので、硬すぎるアスファルトの道路を歩くときに飼い主さんを引っ張って歩いてしまうと、関節に大きな負担がかかってしまいます。
飼い主さんには散歩中に必要以上に興奮させないように、落ち着いて歩くように教えて貰っているところです。

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道端で匂いを嗅ぐ事も多くなっていますが、落ち着いている場合は匂い嗅ぎも自由にさせて貰います。
こうした犬にとって自然な行動をあまりにも制限し過ぎる事で、逆にイライラを貯めてしまうので、場所や周りの状況に応じて自由な行動を見守って貰っています。

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残念ながら遊んでいる写真が撮れませんでしたが、公園ではロングリードを使って出来るだけ自由に遊んで貰っています。
芝生や土のような軟らかくて滑りづらい場所では、思いっきり走ったりおもちゃの引っ張りっこなどの遊びで、体中の筋肉を使う事が出来ます。
この時期に最も大切なのは、まず飼い主さんとのコミュニケーションをしっかりとる事だと思います。
飼い主さんの存在をより魅力的に感じて貰うためにも、沢山遊んであげるようにお願いしています。

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沢山遊んで良いコミュニケーションがとれる事で、落ち着いて飼い主さんの言葉を聞き、必要な場面ではお行儀良くする事も出来るようになっていきます。


去年から成長に合わせて見続けてきたゴールデンレトリバーの「トト」ちゃん(女の子)

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1歳を過ぎてずいぶん落ち着いてきました。

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成長期に少し後ろ足の動かし方が気になる時期がありましたが、上手に運動をさせながら育てて貰えたので、今ではとても綺麗な速足(トロット)で走れるようになりました。

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ゴールデンレトリバーのような体の大きくなる犬達は、完全に骨格が出来上がるのに2年かかると言われています。
アスファルトのような硬い地面や、フローリングのように滑る場所では激しい運動をさせないように注意して、土や草の上でしっかりと全身を使う運動をさせてあげられるような工夫をしてあげたいですね。


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プロフィール

中野 弥生

Author:中野 弥生
JKC公認訓練教士、JKC公認トリマーC級を持ち日々ドッグトレーニングと“時々”トリマーとして活動しています。

画像のパートナーは我が家の相棒1号〝まだら〟のあだ名を持つオーストラリアンシェパード〝フェイス〟です。
この愛しくも一筋縄ではいかない相棒との悪戦苦闘ぶりと、ドッグトレーナーとして日々思う事などを綴りたいと思います。

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